判定方法について - PHP公式資格初級|Systems Engineer Wiki
Systems Engineer Wiki
訪問者:31,680,814 人目
判定方法について
投稿日:2015-02-07 22:43:25
判定方法について
ここでは条件分岐について解説します。 プログラムで条件分岐を行う為にはif文またはswitch文を利用します。 条件式には比較演算子を利用して条件を指定する事ができます。 これらは、真偽型(boolean)を返却する演算子となっています。
[書式]if文 if(条件式){ 条件が真(true)のときの処理 } else { 条件が偽(false)のときの処理(省略可能) }
switch文に関しては使用例を別ページにて紹介します。
[書式]switch文 switch($val){ case 0: echo "$valは0に等しい"; break; case 1: echo "$valは1に等しい"; break; default: echo "$valは0,1に等しくない"; }
表1.比較演算子
比較演算 | 意味 | 使用例 | 結果 |
$a > $b | $aは$bより大きい | 10 > 2 | true |
$a >= $b | $aは$bと等しいかそれ以上 | 10 >= 2 | true |
$a < $b | $aは$bより小さい | 7 < 3 | false |
$a <= $b | $aは$bと等しいかそれ以下 | 10 <= 2 | true |
$a == $b | $aは$b等しい | 8 == 3 | false |
$a != $b | $aは$b等しくない | 5 != 2 | true |
$a <> $b | $aは$b等しくない | 5 <> 5 | false |
$a === $b | $aは$bの内容と等しく型も等しい | 5 === '5' | false |
$a !== $b | $aは$bの内容が異なるか型が異なる | 5 !== '5' | true |
<?php $val = 10; if (($val % 2) == 0 ){ echo $val."は偶数です。\n"; } else { echo $val."は奇数です。\n"; }
分岐条件内のプログラムが1行であれば、こんな記述方法もあります。 分岐後の処理が1行で記載されている場合{}(括弧)を記述しなくても動作しますが、記述ミスなどの原因になる為、記述することをお勧めします。
<?php $val = 10; if (($val % 2) == 0 ) echo $val."は偶数です。\n"; else echo $val."は奇数です。\n";
出力結果
10は偶数です。