テキストについて【文字列の記述方法】 - PHP公式資格初級|Systems Engineer Wiki

Systems Engineer Wiki

訪問者:31,020,261 人目

<< 2034年11月 

1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930
お知らせ・メンテナンス情報
  >  
  >  
テキストについて【文字列の記述方法】

テキストについて【文字列の記述方法】

投稿日:2015-01-12 02:43:58

テキストについて【文字列の記述方法】

PHPはテキスト処理もとくいとする言語です。 そもそも、PHPの基本的な動作が「Webサーバ上でHTMLのテキストを動的に生成すること」であることを考えれば納得がいきます。 ここでは、「文字列」を中心に紹介します。 どんな方法で文字列を表すのかそのエスケープ方法とヒアドキュメントの記述方法を紹介します。

文字列の記述方法

PHPで文字列を出力するには、いくつかの方法があります。 はじめに最もよく使われる引用符を使った記述方法を紹介します。 以下のように引用符'…'や"…"を使用して文字列を表現できます。

<?php   echo 'サンプル表示1';   echo "サンプル表示2";

しかし、この2つの表記方法には明確な違いがあります。 二重引用符の文字列では、文字列中に変数名(例:$val)を書くと、その変数の内容が展開されるようになっているのに対し単一引用符の文字列では展開されずそのままが表示されます。

<?php   $val = "変数に格納してみました。";   echo 'サンプル表示1 $val'; // 変数が展開されない   echo "サンプル表示2 $val"; // 変数が展開される

  

出力結果

  

サンプル表示1 $val サンプル表示2 変数に格納してみました。

また、変数の展開を行うときにより明確な変数名を指示するためには、変数名を{$val}のように波括弧で囲むこともできます。 変数名の後に空白などを入れないと正しく変数名を認識しない場合があるのですが、波括弧で囲むことにより確実に変数の展開を指定できます。

<?php   $age = 29;   echo "年齢:{$age}";

出力結果

年齢:29