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CentOS 6.X ネットワークインストール

CentOS 6.X ネットワークインストール

投稿日:2015-01-01 23:45:36

CentOS 6.X ネットワークインストール

CentOS 6.X ネットワークインストールについて解説します。 今回は、CentOS6系統の最新版CnetOS6.6を利用してネットワークインストールを行います。

図1.

CentOSダウンロードページ

CentOSダウンロードは下記URLで行う事が可能です。 今回は、理化学研究所のFTPダウンロードページからインストールファイルをダウンロードします。 http://ftp.riken.jp/Linux/centos/6.6/isos/x86_64/ インストールファイルはネットワークインストール専用モジュール、 「CentOS-6.6-x86_64-netinstall.iso」をダウンロードします。

図2.

マネージャー画面

CentOSを新規インストールする仮想環境を選択し、マネージャー画面上部の「設定(S)」をクリックします。 VirtualBox新規環境の作成はこちらを参照してください。 参照ページ:「VirtualBox新規環境作成

図3.

一般画面

一般画面が表示され上部のストレージをクリックします。 画面左側のストレージツリー内のCD/DVDドライブをクリックします。 続いて、画面右側のCD/DVDドライブ欄のCD/DVDアイコンをクリックし、図1でダウンロードした「CentOS-6.6-x86_64-netinstall.iso」ファイルを選択します。

図4.

一般画面

画面左側のストレージツリーのCD/DVDドライブに、図3で指定したファイルが表示されている事を確認し「OK」ボタンをクリックするとマネージャー画面に遷移します。

図5.

マネージャー画面

マネージャー画面上部の「起動(T)」をクリックします。

図6.

インストール画面

カーソル「↑↓」で、「Install or uograde an existing system」を選択し、「Enter」キーを押下します。 図6から図15までは、マウス操作を行う事が出来ませんので注意してください。 また、VirtualBox環境内にマウスカーソルが存在する場合は、⌘ボタンを押下する事でデスクトップにカーソルを戻すことが可能です。

図7.

インストールディスクチェック画面

カーソル「←→」で、「Skip」を選択し、「Enter」キーを押下します。

図8.

インストールディスクチェック画面

OS言語設定を選択します。 カーソル「↑↓」で、「Japanese」を選択します。 続いて、「Tab」キーを押下し「OK」を選択し「Enter」キーを押下します。

図9.

言語選択確認画面

「Enter」キーを押下します。

図10.

キーボードタイプ選択画面

キーボードタイプを選択します。 カーソル「↑↓」で、「jp106」を選択します。 続いて、「Tab」キーを押下し「OK」を選択し「Enter」キーを押下します。 ※日本語選択の場合は、jp106で問題ないと思います。

図11.

インストール選択画面

インストール方法を選択します。 カーソル「↑↓」で、「URL」を選択します。 続いて、「Tab」キーを押下し「OK」を選択し「Enter」キーを押下します。

図12.

TCP/IP設定

TCP/IP設定します。 「Tab」キーを押下し「OK」を選択し「Enter」キーを押下します。 今回はNAT接続を利用している為、初期値のままで問題ありません。 こちらは設定完了まで多少時間がかかる場合があります。

図13.

ネットワークインストールURL設定

ネットワークインストールの参照元URLを入力します。 http://ftp.riken.jp/Linux/centos/6.6/x86_64/ と入力します。 続いて、「Tab」キーを押下し「OK」を選択し「Enter」キーを押下します。

図14.

ネットワークインストール初期設定

入力されたURL元からインストール準備を行います。 ネットワーク上からデータをダウンロードする為、多少時間がかかります。

図15.

インストールGUI画面

CentOSインストール初期画面が表示されます。 「次へ」ボタンをクリックします。 ここからマウス操作が可能になります。

図16.

ストレージデバイス選択画面

「基本ストレージデバイス」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。

図17.

ストレージデバイスフォーマット確認

「はい。含まれていません。どのようなデータであっても破棄してください(Y)」をクリックします。 こちらはインストールデバイスのフォーマット確認です。

図18.

ネットワーク設定画面

こちらは、ネットワーク初期設定で既に設定を行っているため何も設定せず「次へ」ボタンをクリックします。

図19.

タイムゾーン設定画面

「アジア/東京」を選択して「次へ」ボタンをクリックします。

図20.

管理者パスワード設定画面

「管理者パスワード」を入力して「次へ」ボタンをクリックします。

図21.

インストールタイプ設定画面

「すべての領域を使用する」を選択して「次へ」ボタンをクリックします。

図22.

ストレージ書込み確認画面

「変更をディスクに書き込む(W)」ボタンをクリックします。

図23.

インストールモード選択画面

「Minimal」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。

図24.

インストール画面

インストールが開始されます。

図25.

インストール完了画面

「再起動」ボタンをクリックします。

図26.

起動画面

OSの起動が完了すると左記のような画面が表示されます。

ターミナルからのSSH接続 VirtualBoxで作成した仮想環境へのターミナル接続時のホスト設定は、localhostを使用します。 その為、VirtualBoxで環境を複数環境同時に実行する場合、ポートフォワード設定によるSSHポート番号の設定を変更する事により可能です。 また、VirtualBoxではデフォルトのIPアドレスが10.0.2.XXに設定されています。 初期IPの設定を変更するコマンドがありますが変更方法は別途ご紹介致します。 ※ネットワーク設定を、NAT接続に設定した場合のみの設定です。

# ssh -P 59022 root@localhost root@localhost's password: