ウェブサーバ(Apache)バーチャルホスト(VirtualHost)設定編 - CentOS|Systems Engineer Wiki

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ウェブサーバ(Apache)バーチャルホスト(VirtualHost)設定編

ウェブサーバ(Apache)バーチャルホスト(VirtualHost)設定編

投稿日:2015-01-02 13:53:30

ウェブサーバ(Apache)バーチャルホスト(VirtualHost)設定編

CentOS 6.X ウェブサーバ(Apache)環境で複数ドメインの運用方法について解説します。 ウェブサーバ(Apache)には、標準で複数ドメインを運用する為の設定方法があります。 バーチャルホスト(VirtualHost)という機能を利用して複数ドメインの運用を行う事が可能です。 ウェブサーバ(Apache)の設定ファイルを変更します。

# vi /etc/httpd/conf/httpd.conf

設定ファイルを開きます。 Viコマンドなどを利用して設定ファイルを編集して行きます。

# NameVirtualHost *:80 NameVirtualHost *:80

バーチャルホストで利用するホスト設定を行います。 この設定は、「Listen 80」で設定したポート番号を同一の物を設定する必要があります。

# vi /etc/httpd/conf.d/www.example.com.conf

httpd.conf内に追記しても良いのですが運用上メインの設定ファイルを変更する事に懸念がある為、私は下記のように設定をしています。 ウェブサーバ(Apache)メイン設定ファイル: /etc/httpd/conf/httpd.conf ウェブサーバ(Apache)バーチャルホスト用/その他の設定ファイル: /etc/httpd/conf.d/*.conf のように別の場所に設定ファイルを配置してドメイン毎個別のファイルを作成し管理できるようにします。

<VirtualHost *:80>   ServerName example.com   DocumentRoot /www/example.com/   <Directory "/www/example.com/">     Options -Indexes FollowSymLinks     AllowOverride all     allow from all   </Directory> </VirtualHost>

今回の設定は、 サーバ名:example.com ウェブホームディレクトリ:/www/example.com ドメイン:example.com という形式で設定を行っております。

# /etc/init.d/httpd configtest Syntax OK

追記した設定ファイルに記述ミスが無いか確認を行います。 「Syntax OK」と表示されたら問題ありません。

# /etc/init.d/httpd configtest Syntax error on line 4 of /etc/httpd/conf.d/www.example.com.conf: Invalid command '\x1b$B!!\x1b(B', perhaps misspelled or defined by a module not included in the server configuration

「Syntax error」と表示された場合、何らかの記述ミスがファイル名とエラー箇所が出力されるので設定した内容を再度確認してください。

# /etc/init.d/httpd restart

設定した内容に問題が無い場合サービスを再起動します。